日本のカラーセラピー事情(資格と仕事)

資格をとっても仕事はない

カラーセラピーの資格には、オーラソーマやオーラライトなどの資格や、ぬりえや色を使ったアートセラピーなどの資格があります。しかし、どの資格も取得したからといって、それだけで仕事がもらえたり、就職に有利になったりするという類の資格ではありません。

資格は通常、取得者の知識やスキルを証明するためのもので就職するときや仕事を探すときの武器になります。しかし、カラーセラピーの仕事に関しては、そもそも日本には就職できる会社がないのです。

日本のカラーセラピー事情

数年前から、日本でもカラーセラピーの知名度や人気が高まっています。カラーセラピーの資格は比較的短期間で取れることもあり、資格を取って仕事にしたいと考える人が増えているのです。このこと自体はとても喜ばしいことなのですが、「資格を取れば仕事がある」と”あまい”勘違いをしている人が多いのも事実です。

カラーセラピーに限ったことではありませんが、日本ではセラピストの職域はまだまだ確立していません。比較的認知度の高いアロマセラピーでさえ、資格だけで食べていくのは至難です。カラーセラピーの資格をもっているセラピストを雇ってビジネスをしている企業なんて、日本には数えるほどしかないのです。

周りの話を聞いていると、国家資格・公的資格・民間資格の意味のちがいもよく知らずに、「資格の力」を過大評価している人がたくさんいます。カラーセラピーのような民間資格の場合、資格を取っても仕事には結びつかないのが現状です。

カラーセラピーの資格の意味

それでは、就職や仕事探しに結びつかないカラーセラピーの資格にはどんな意味があるのでしょうか?

1つは特定の団体に認めてもらうことによる、自分の知識やスキルの確認です。一人で勉強をしていても自分の力はわかりません。資格の取得をとおして、学校や団体に客観的に自分の力を評価してもらうことにより、知識やスキルの再確認ができます。

そして、カラーセラピーの資格を取得するもう1つの大きな意味は、資格を取って学校や団体に認定されることにより、団体の名前や団体が開発したツールが使えるようになることです。

例えば、オーラソーマ・アヴァターラ・センセーションなどの資格は、日本の場合「エコールドメチエ」という団体が資格認定をしています。エコールドメチエでは資格を取得することにより、各セラピストとしてサロンを開いたり、講座を開講してセラピストを育成したりできるようになります。

もちろん、あなた独自が開発したカラーセラピーを用いて、サロンや講座を開くだけなら資格は必要ありません。医師法や薬事法などの法律に気をつけてカラーセラピストとして働きましょう。しかし、各種カラーセラピーの資格を取得すれば、体系化されたカラーシステムを使って仕事をする「許可」がもらえるのです。

資格を取得してからが本当のスタート

カラーセラピーの場合、資格を取得して終わりということにはなりません。むしろ資格を取得してからが本当のスタートと言えるでしょう!

資格をどのように活かし、どんな仕事や活動をしていくか。カラーセラピーのような未開拓の職域で仕事をするには、自分で現場を切り開いていくやる気とセンスが必要です。


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