センセーション

センセーション

センセーションとは

センセーションとは、1993年にカナダのバンクーバーでカラーセラピスト「ステファニー・ファレル」が設立したカラーセラピーです。10色のアロマオイルを用いる、色と香りのシンプルなセラピーで、欧米で人気があります。

センセーションと3という数字

センセーショションで使うカラーアロマオイルは1つのボトルが1色で、オーラソーマやオーラライトのボトルのように上下2層には分かれていません。センセーションのカラーセラピーでは、10色のアロマオイルの中から選び手が気になる色を選んで、3組の配色を作ります。

そして最近では、カラーセラピーでもめずらしい3層の色に分かれたカラーボトルが、センセーションカラーセラピーに登場して話題になりました。

センセーション・トリコロール

センセーションの新しいカラーセラピー「センセーション・トリコロール」では、上下3層に分かれたカラーボトルを使います。オーラソーマやオーラライトのように上下2層に分かれたカラーボトルの場合、上層の色が顕在意識(本人が意識できる領域)、下層の色が潜在意識(無意識の領域)を表すとしてリーディングを進めます。

センセーショントリコロールでは、この3層をどのように使い分けるのかも見ていきましょう。

センセーションのカラーボトル

センセーションのカラーセラピーでは、10色のカラーボトルを使います。形状は四角く、オーラソーマのボトルと似ていますが、上下2層ではなく、単色のカラーボトルです。センセーションで使うカラーボトルには、アロマセラピーの香りがつけられています。

世界初!トリコロールの3層のボトル

センセーションは単色10本のカラーボトルを使う、比較的シンプルなカラーセラピーという印象でしたが、2008年に「センセーション・トリコロール」という上中下3層の色に分かれたカラーボトルが誕生しました。

通常、上下に分かれたカラーボトルの場合、上層が顕在意識、下層が潜在意識を表しているとしてリーディングします。一方、上中下に分かれたトリコロールのボトルは、上から「意識・潜在意識・深層心理」に分けてリーディングをしていきます。

センセーションの基本10色

センセーションのカラーセラピーで使う基本色は次の10色です。
・レッド
・オレンジ
・ゴールド
・イエロー
・スプリンググリーン
・グリーン
・ブルー
・ロイヤルブルー
・バイオレット
・ローズマゼンタ

センセーションのカラー診断

センセーションのカラー診断では、10本の単色のカラーボトルを使います。

クライアントは10本のカラーボトルの中から、3本を選ぶか、6本を選び2本ずつ3組のペアを作ります。センセーションでは、選らばれた3つの色の順番や配置から「過去の経験や環境」「現在の状況や意識」「未来の目標や希望・可能性」などをリーディングしていきます。

また、センセーションでは補色の関係にある組み合わせや、選ばれなかった色「ミッシングカラー」などにも注目してリーディングを進めます。センセーションは選ぶ色が少ないので、ミッシングカラーも際立ちますね。

センセーションのカラーボトルは、選び手の現在の状況を読み解いたり、色とアロマのヒーリング効果を引き出すために使われます。

センセーション・トリコロールの誕生

センセーションは1993年にカナダで創設されたカラーセラピーですが、2008年に大きな進化を遂げました。中国の五行思想を取り入れ、3層に分かれた12本のカラーボトルを使う上位セラピー「センセーション・トリコロール」という技法が開発されたのです。

五行思想とは

古代中国で生まれた自然哲学の思想で、「万物は木・火・土・金・水の5種類の元素から成る」という考え方です。5つの力の相互作用や、陰と陽のバランスなどが重視され、風水などでも基本となっている思想です。

5つの要素にはそれぞれ色と形が定められており、一般には次の関係です。
・火:赤、三角形
・土:黄・ベージュ、四角形・水平
・金:白・金・銀、円形・ドーム
・水:黒・青、波型・不定形
・木:青・緑:垂直

五行思想の5つの要素はそれぞれに影響を与え合い、例えば火の要素の場合は、木を静め、土を生み、水に制圧されます。全ての要素はそれ単独では成り立たないのです。

センセーションとトリコロールの違い

基本色の数:10色→13色

トリコロールで扱う基本色は、センセーションの10色に「クリア・ピンク・ターコイズ」の3色が加わり合計13色になりました。

・レッド
・オレンジ
・ゴールド
・イエロー
・スプリンググリーン
・グリーン
・ターコイズ
・ブルー
・ロイヤルブルー
・バイオレット
・ローズマゼンタ
・ピンク
・クリア

カラーボトルの色と数:単色10本→3層12本

トリコロールの最大の特徴が上中下3層に分かれた12本のカラーボトルです。
トリコロールでは、12本のカラーボトルから6本のボトルを選び、五行思想の星型(☆の先の5ヶ所+中央)に配置します。

スピリチュアルの傾向

センセーションは色彩心理学をベースにした比較的シンプルなカラーセラピーでしたが、トリコロールでは五行思想や神秘的な要素も加わり、少しスピリチュアルな傾向が強まっています。

カテゴリー/カラーボトルセラピーの種類

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