黄櫨染(こうろぜん)の色見本

黄櫨染(こうろぜん)とは?色見本と色のイメージ

黄櫨染の色情報・カラーコード

色の名前黄櫨染
読み / 綴りこうろぜん
由来 / 概要天皇が晴の儀式に着用する袍の色。絶対禁色
系統色名dk-rY (暗い赤みの黃)
マンセル値10YR 4/6
webcolor#bd6600
RGB R(赤):189 
G(緑):102 
B(青):0
CMYK C(シアン):0 
M(マゼンタ):60 
Y(イエロー):100 
K(ブラック):30

黄櫨染(こうろぜん)

黃櫨染(きはぜぞめ)に蘇芳染(すおうぞめ)や紫根染(しこんぞめ)を重ねた暗い赤みの黄色で、太陽の輝きを象徴したといわれます。

天皇が晴の儀式に着用する袍(ほう)の色で、禁色の中でも厳しい絶対禁色と呼ばれる色です。

平安時代の法令集『延喜式』に「黄櫨綾一疋、櫨十四斤、蘇芳十一斤、酢二升、灰三斛、薪八荷」という記載があり、 綾一疋を黄櫨染に染めるのに「櫨十四斤、蘇芳十一斤、酢二升、灰三斛、薪八荷」を用いたことがわかります。

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黄櫨色(はじいろ): くすんだ黄赤
黄櫨染(こうろぜん): 暗い赤みの黃

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