カメリア(Camellia)の色見本・カラーコード
~ 世界の伝統色「赤系の色」~
カメリアの色情報
色名・由来・カラーコード
色の名前 | カメリア |
---|---|
読み / 綴り | Camellia |
由来 / 概要 | 椿の花の色 |
系統色名 | st-R (強い赤) |
マンセル値 | 2.5R 5/10 |
webcolor | #e0576f |
RGB |
R(赤):224 G(緑):87 B(青):111 |
CMYK |
C(シアン):0 M(マゼンタ):77 Y(イエロー):35 K(ブラック):7 |
カメリア(Camellia)
カメリア(Camellia)とは英語で椿(ツバキ)のことで、椿の花のような濃い紫みのピンク色です。
椿はもともと東洋の花で、18世紀にイエズス会の助修士で植物学にも精通していたゲオルク・ヨーゼフ・カメルが、フィリピンから椿の種を西洋に持ち帰りました。
カメルの名にちなんで椿の属名はカメリアと名付けられました。
椿の花の色
その後、椿は西洋で多くの文芸に登場するほど広く愛される花となりました。
デュマ・フィスの悲恋小説『椿姫(La Dame aux camélias)』と、それをオペラにしたジュゼッペ・ヴェルディ作曲の『ラ・トラヴィアータ(La traviata)』が有名です。
色名としてのカメリアは1899年に出現しています。
世界の椿(ツバキ)の呼び方
英 ■カメリア(Camellia): 強い赤
仏 ■カメリヤ(Camélia): 強い赤